Home > 危機的状況から助かるコツ
稲葉正毅のメールマガジン
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人間の心が揺れるタイミングを稲葉がわかりやすく解説します!
危機
知人の女性の話で、こんなことがありました。
その日大切な約束があったので、彼女は定時に仕事を終えるはずでした。
しかし予定外の仕事が入ってしまい、ぎりぎりの時間にやっと社を出ることができました。
気が焦るあまり、地下鉄のホームへ向かう下りの階段を踏み外してしまい、
頭から転落しました。
転落の後、少し気が遠くなったのですが足も痛みますが、なんとか歩けそうです。
でも目を開けたら視界が真っ赤になっていました。
頭の皮膚を切って、出血していたのです。
ホームの床のタイルも真っ赤ですし、服も血で濡れていました。
彼女は周りを見渡しましたが、皆、遠巻きに見ているだけです。
駅員も近くにいません。誰も助けてくれません。
なんとか歩けたので、ハンカチで頭を押さえ、上りのエスカレーターに乗りました。
そして駅を出て、タクシーを拾い、会社に戻りました。
そこでやっと彼女は同僚に救急車を呼んでもらえたのです。
転落してから30分も経っていました!
この話は実話なのですが、他人事と笑えますか?
悪いタイミングが重なれば、同じようなことが起こりうると思います。
「なぜ駅を出てしまったのか」と聞いたら、彼女は「怖かったから」と答えました。
周りにいる人たちは、血を流している自分を見ても助けてくれなかったので、
とにかく知っている人の所へ戻らなければ、と怪我をした体で判断したのです。
では、どうしたら助けてもらうことができたのでしょうか?
