稲葉正毅の心理学講座:行動経済学や社会心理学を用いた、ビジネスシーンに活用できる心理学を解説します。どういった心理の時に人が物を買うのか?商品を買う時の顧客の心理がわかればあの落ちない人もくどきおとせるかも。 心理学をマーケティングに取り入れれば、売り上げは大幅にアップするでしょう。


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危機



知人の女性の話で、こんなことがありました。


その日大切な約束があったので、彼女は定時に仕事を終えるはずでした。
しかし予定外の仕事が入ってしまい、ぎりぎりの時間にやっと社を出ることができました。


気が焦るあまり、地下鉄のホームへ向かう下りの階段を踏み外してしまい、
頭から転落しました。


転落の後、少し気が遠くなったのですが足も痛みますが、なんとか歩けそうです。
でも目を開けたら視界が真っ赤になっていました。


頭の皮膚を切って、出血していたのです。


ホームの床のタイルも真っ赤ですし、服も血で濡れていました。


彼女は周りを見渡しましたが、皆、遠巻きに見ているだけです。
駅員も近くにいません。誰も助けてくれません。


なんとか歩けたので、ハンカチで頭を押さえ、上りのエスカレーターに乗りました。
そして駅を出て、タクシーを拾い、会社に戻りました。


そこでやっと彼女は同僚に救急車を呼んでもらえたのです。
転落してから30分も経っていました!


この話は実話なのですが、他人事と笑えますか?
悪いタイミングが重なれば、同じようなことが起こりうると思います。


「なぜ駅を出てしまったのか」と聞いたら、彼女は「怖かったから」と答えました。


周りにいる人たちは、血を流している自分を見ても助けてくれなかったので、
とにかく知っている人の所へ戻らなければ、と怪我をした体で判断したのです。


では、どうしたら助けてもらうことができたのでしょうか?




2007年01月29日

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